Dear Mechnikov

こんにちは!

少し時間が経ってしまいましたが、今回は先週オープンしたヨーグルト専門店の振り返りを。

1回目の反省を活かして、仕込み量や運搬、オペレーションなど裏の部分は大きく改善ができました(*^^*)

お客様に対してもまだまだ改善の余地ありですが、前回よりはスムーズな運営ができたと感じています。
そして、それは強力な助っ人がいてくれたからこその改善でした。

どんなに頑張っても一人でできることには限りがある。
それを実感できたのが今回の一番の収穫かもしれません。

仲間を作ること、巻き込むこと、一緒にやりたいと思ってもらえる自分であること。
改めて心に刻みたいと思いました。

さて、今回は初めての方もいらっしゃれば、前回からのリピーターの方、通りがかりの方もご来店いただきました。
前回よりは少し余裕があったので、久しぶりの友達と近況を話せたのも活力になりました。

友達でも友達じゃなくても、純粋に美味しい、楽しいと感じてもらえるお店を目指して引き続き頑張りたいと思います。

次回以降はなんとかドリンクも用意したいなぁ~!
7月、8月は阿波踊りで忙しいため、開店が難しそうですが、計画は練り練りしておきますので、ぜひ遊びにいらしてください\(^^)/

それではまた!

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こんにちは!

私はこの1週間、実家に帰っていました(*^^*)
一ヶ月前、有給消化のために6月か7月に1週間休暇を取ることを命じられ(って言うと無理やりみたいですが 笑)、喜びつつ途方に暮れました(笑)

1週間の過ごし方について、旅行とか牧場&乳業メーカー見学ツアーとか色々考えましたが、結果的に実家でのんびりしつつ、普段やりたいと思いながらできてないことをすることにしました。

さて、実家に帰ってくると、こんなの買っといたよ~(*´▽`*)と、母が出してきてくれたのは、これ!

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岩泉ヨーグルト!!
これは初めてお目にかかりました!
まず、パウチっていうのが珍しいですよね。
なにやら、効果的な発酵のためにこのパウチをしようしているのだとか。
ふむふむ。ちゃんと意味があるのですね。
そして、もっちりした食感が特徴と書いてある通り、独特の粘り気が感じられました。
私の感想としては、これはカスピ海ヨーグルトの部類ではないかと。
クレモリス菌を使っているかどうかはわかりませんが、発酵中に何かしらの多糖が生成しているのではないかと思いました。

※ヨーグルト1分講座※
カスピ海ヨーグルトはコーカサス地方で食べられている伝統的な発酵乳で、クレモリス菌が発酵に関与しているのが特徴。
クレモリス菌は菌体外多糖を産生するが、これがカスピ海ヨーグルト独特の粘り気を生み出している。

と、まぁ小難しいことは置いといて、私のためにヨーグルトを買っておいてくれたことが何より嬉しかったです!!
これって私にとってはすごいことで。
脱サラして、「起業する!」って言って、飲食店に転職して、親とはそりゃもうぶつかりました。
いや、ぶつかる前に近付けなかったか(-_-;)
心配されるのも反対されるのも当然のことだし、私を想ってくれてるのもわかっていたけれど、かなりの緊迫状態でした。

もちろん今も心配はしているだろうし、飲食店に身を置いているからこそ少しは安心してくれているのだと思いますが、こうしてヨーグルトの話ができ、こんな風に応援してもらえることが、私にとっては大きな進歩であり、心温まるできごとでした。

そこで、私はそのお返しに、自分で作ったヨーグルトやヨーグルトを使ったデザートを家族に振る舞うことに。
実は、上記のようなこともあり、家族にヨーグルトを食べてもらったことって少なかったんですよね(>_<)
でも、今回の帰省ではそのための準備も万全でした。
というのも、スーツケースの中身の半分はヨーグルトを作るための道具たちだったんです。
これには家族呆然(°∀°)
「よくそれだけ持ってこられたね。」と言われて、「服を最低限にしたから!」と返すと、「普通の年頃の女の子は、それを持ってこないで服を増やすのよ」と言われました。笑
でも、普通の女の子じゃない(らしい)から、しょうがないよねー(。-∀-)

まぁでも、それを持ってきたことで、色んなヨーグルトを作りまくることができました!
家族にも色々食べ比べてもらって、感想を聞いて、なんかすごく幸せな時間を過ごせました。

突然の休暇でしたが、この休暇のおかげで、私の中のしこりが溶けてなくなり、子どもだった部分が少しだけ成長でき、前よりも素直になれたような気がしています。
まだまだたくさん心配をかけると思うけれど、早く安心してもらえるように、もっと親孝行ができるように、頑張りたいなと思いました。

それでは、心も身体も実家で充電できたので、また仕事に励みたいと思いまーすヽ(*´▽)ノ♪
また!

さてさて、だーいぶ間が空いてしまいましたが、途中だったNY視察記第2弾ですー!

今回は視察の本題的な部分について。
自分が仕事としてやろうとしていることなので、正直書くべきか悩んだのですが、ヨーグルトのためにNYへ行き、ヨーグルトに人生賭けている人間がそこを書かないのはリアリティがないというか、熱量が伝わらないんじゃないかと思い、書くことにしました。

変に色んなことを恐れず、ヨーグルト業界全体がより活性化することを期待し、自分にしかできない仕事をするのみ!

ということで、走り回り、ヨーグルトを食べまくった日々を一挙公開!!

まずはヨーグルト専門店巡りから~。

あ、そうそう。NYにはすでにヨーグルト専門店が存在しています。
日本にも一応ヨーグルトに特化したお店はあり、どこも素敵なのですが、私のやりたいスタイルとはちょっと違うお店です。
一方、NYの方は私がやりたいスタイルとほぼ同じ。
正直、存在を知ったときには「やられた!」と思いました。
でも、感度の高いNYで注目され、継続して受け入れられていることは私の後押しにもなり、だんだん「先にやってくれてありがとう」とも思えるようになりました。

NYにあるヨーグルト専門店の中でも、特に私が推しているのは「CHOBANI(チョバーニ)」!

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CHOBANIはNYでギリシャヨーグルトブームを巻き起こし、ヨーグルト=CHOBANIと言われるほどのトップブランドです。

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もともと個包装の市販品から始まり、その後にお店ができたのですが、市販品のフレーバーもお店のメニューも個性的で斬新!
しかも、ヨーグルトそのものがおいしい!
市販品はまだ日本では販売されていないのですが、実はNYに行く前から、米軍基地に住んでいる知り合いに頼んでスーパーで買ってきてもらい、味はチェックしていました!
食べ物って、「やっぱ日本のブランド優秀~」って思うことが多いですが、CHOBANIは文句なしでした。

さて、場所をNYに戻し、お店にはサンドウィッチ的な軽食やデザート、スープなどもあります。

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そして、日本人はビックリするであろう、しょっぱい系のヨーグルトも。

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こちらは好みが分かれるというか、日本人は苦手な人が多いかと思いますが、トッピングの組み合わせは面白いし、ヨーグルトとの相性も良いので、少し手を加えれば受け入れられる可能性があると私は思います。
実際、私もヨーグルトとアボカドや生ハム、オリーブオイルや塩コショウと組み合わせたレシピをご紹介しています!

こんな風に、CHOBANIはパッケージといい、フレーバーといい、お店の雰囲気といい、とってもセンスの光るブランドです。
日本でもCHOBANI旋風が巻き起こるかもしれませんね。

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ちなみに、CHOBANIには先ほど書いた通りメニューがたくさんあるので、全制覇するために滞在期間中ほぼ毎日通いました(笑)
それでも食べきれませんでしたが。
きっとお店の人はうっとうしかったことでしょう(^_^;)

あと、近くをうろうろしながら客層や時間帯での混み具合を見たり、出てきたお客さんに突撃インタビュー!とかしてましたが、ちょうど私がNYに滞在していたときは4月なのにめちゃめちゃ寒くて、予定より早く退散しました(-∀-)
でも、怪しげな日本人に急に声かけられても、急いでてもやさしく対応してくれたニューヨーカーたちのおかげで、心はホットでした~(*´ω`*)

ということで、長くなりそうなので続きは次回!
ではでは~~(*´∀`)ノ

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